東京の端より愛をこめて

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オンライン授業、ぶっちゃけどう?

大学に合格しました。いわゆる「MARCH」の一校、私立文系です。ですが、残念ながら登校は叶わず、一度もキャンパスに入れていません。

授業開始予定が一か月繰り上がってGW明け、オンライン授業が始まりましたので現状と感想をつらつらと並べさせていただきます。

 

 

現状

授業形態は三つ。一つが資料、課題だけ出す形態。二つ目は動画を先生が用意し、それを見る。三つ目はZOOMを用いて、オンラインでディスカッションを行う形態。前半だけZOOM、後半に課題などミックスして行うこともあり。

  • 語学系...教科書と、オンライン上で配布されている動画、音声に沿って進める。基本一人で進める。
  • 講義系…教授がゴリゴリに編集した動画、ただ音声付のスライドショーを見るなどクオリティは差があるものの、一応講義の形態を取っている。
  • ゼミ系…ZOOMを用いて話合い、画面共有機能でパワポを用いた発表も行える。
  • 体育...家で筋トレ

良い点

  • すごく凝った動画を編集してくださる先生の授業。熱意もあるし惹き込まれる。動画編集に精通されているらしく、むしろオンラインで受けてよかったと思える。
  • ZOOMを用いた少人数授業。10人に対して先生1人。発言する際は手を挙げる、先生に指名されない限りミュートのまま、などルールをちゃんと設定することで、できる限りZOOMの弱点を打ち消す。パワポを画面共有を通して活用し、一応プレゼン紛いのことはできる。
  • 別に時間割り通りに行動する必要がないので、寝坊してしまったり、勘違いで受けれなかったりすることがない。(逆に起こる問題については後述)。

悪い点

  • 課題を出しただけで授業と言い張る先生、10分の動画で授業を終わりにする先生。本来100分だぜ。
  • 英語で会話する機会が無い。(入学時はあると宣伝していた)。リーディング、リスニングの能力を得ることはできるが、スピーキング力が身につかない。
  • ZOOMが固まってしまうのはしょうがないとして、やはりストレスは貯まる。
  • 事前収録の授業が多いので、受ける側は時間割通りに行う必要性が低い。ですので、履修を組む際にも時間割に縛られない、フレキシブルな授業選択を可能にして欲しかった。

結局どうよ

正直、授業に関しては想像していたよりも満足度は高い。

だが、多くの大学生は現状に全く満足していないと思う。

めっちゃ遊ぶ、いろんなイベント行く、バイトする、めっちゃ遊ぶ、人生の夏休みを満喫する!!留学生や様々な土地から来た人と交流し、違う価値観のなかで理解を深める。自分の好きなものに、サークルを通して没頭する。お金のかかった図書館やジムなどの設備を十分に使い、自己を高める。そういった行動を含めた「学生生活」に期待していた我々からすれば到底満足できる環境に置かれているとは思えない。

 

大都市圏以外では緊急事態宣言が解除された。東京の感染者も日に日に減少している。私の学校は6月中旬まではオンライン授業と決まっているがその先の発表はされていない。どうなるのか。

 

以上、私文大学生の現状報告でした。