東京の端より愛をこめて

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WITH LOVE FROM THE EDGE OF TOKYO

【速報】「SAKAMICHI FESTIVAL」開催のお知らせ

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 開催理念

それぞれが交わることなく、それぞれ確立されたブランドを持った三組のアイドルグループが存在することは奇跡に等しい!そんな坂道シリーズが集結した奇跡の音楽イベントです。

 (注:乃木坂、欅坂、日向坂が集結する音楽フェスがあればいいなと思っていました。数年間妄想してきたやつです。暇すぎて色々考えたので是非最後までどうぞ。)

 

開催にあたって

  • 乃木坂46桜井玲香の卒業後のメンバーとしました。選抜・アンダーに関しては24枚目を基準に、あとは好みで決めました。
  • 欅坂46は東京ドームコンサート時のメンバーとしました。
  • タイムテーブルを組む際、ファンを分散させるよう、人気のありそうなステージは同時間帯に設置しました。

会場及び日程

 会場案は2つ。上がさいたまスーパーアリーナ、下が若洲海浜公園です。

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さいたまスーパーアリーナ案は「VIVA LA ROCK」、若洲海浜公園案は「METROCK」を参考にしました。

前者は屋内なのでペンライトが映えます。雨風の心配もありません。後者は屋外なので解放感を感じる他、夕闇に移り変わる時間帯ならではのロケーションが楽しめます。

どちらもアクセスには申し分ないです。

日程は夏だと大変なので10月あたりを予定しています。

 

ステージ詳細

  • メインステージ...PURPLE STAGE。花道、両サイドに液晶スクリーン付き。2~3万人収容。約90分
  • サブステージ...GREEN STAGE。1万2000人~1万5000人収容。約70分
  • 第二サブステージ...SKY BLUE STAGE。1000~2000人収容。約45分

 

タイムテーブル

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 ※special talk session はオードリー、バナナマン土田晃之、ハライチ澤部を招きグランジ遠山・はんにゃ金田を司会にお送りします。

けやき坂46のステージには長濱ねるちゃんが電撃復活する予定です。

 

グッズ

 混雑が予想されるため、すべて事前販売を行う。

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Tシャツ。紫、緑、水色、白を用意。3000円。

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左がラバーバンド(500円)、右が推しメンタオル(2000円)。 各グループカラー。

 

 

ライブレポ

奇跡の一日。そうアイドル界に刻まれる一日が幕を開けた。会場では約20倍の倍率を乗り越えた4万人の猛者たちが今か今かとステージが始まるのを待っている。

 日向坂46 PURPLE STAGE 13:00~14:30

<今、輝きの中で彼女たちは何を見る?>

13:00五分前、ボルテージMAXのPURPLE STAGEに出てきたのは小柄な男性。皆さんご存じ今野義雄氏である。「本日は前説を務めさせていただくことになりました。ファンの皆様のおかげでこんな素晴らしい場を作り上げることができました。みなさん楽しみましょう!」と短く挨拶を終えると会場に響くoverture。

「日向坂!日向坂!」コールに間髪入れず始まったのは「ドレミソラシド」。「キツネ」、「Dash&Rush」と立て続けのアップテンポの曲に開始早々、1日の中でも最大級の盛り上がりを見せる会場。

MCでは、佐々木久美が会場の熱狂した光景に興奮を抑えきれない様子。続く「Footsteps」、「沈黙が愛なら」、「君のため何ができるだろう」とセンターを変えながら感情豊かにミッドテンポの楽曲を披露する。若さならではの、曲を瑞々しく彩ることのできる表現力こそが、日向坂が支持されている最大の理由だと確信できた。

続いて流れたイントロは乃木坂46の「気づいたら片想い」!会場にどよめきと興奮がひろがる。本家とはまた違った良さとともに、楽曲の素晴らしさも感じることができた。MCでは元々乃木坂が好きだった加藤史帆が「アイドルになってよかったぁ」と緊張が解けたのか、リラックスして話す。

続く「ナゼー」では会場が不思議な世界観に包まれた。「ときめき草」のイントロを聴くとピンクのベストが頭に浮かぶ。「こんなに好きになっちゃっていいの?」では笑顔を封印し、威圧感さえ感じるステージングを披露。

気づけばライブも終盤に。ライブ鉄板曲の「JOYFUL LOVE」、名曲「青春の馬」では「日向坂46」という現在スターダムを猛烈に駆け上がってるグループだからこそ生まれる刹那的な輝きを感じた。

最後のMCでは感謝とともにけやき坂についても触れた。そう、彼女たちはまだ出番を残しているのだ。「みなさんまだまだ長いので水飲んでね!日向坂46でした!」

の挨拶とともに流れる「ソンナコトナイヨ」のイントロ。花道を存分に活かしたパフォーマンスで会場を魅せる。そして最後に披露された曲は「キュン」。彼女たちの代表曲であり日向坂の魅力を最も表す曲。会場の後ろまで広がるサイリウムの海。観客はもちろん大熱狂。全14曲のステージが幕を閉じた。

坂道シリーズ第3弾だから、ではなく日向坂46だからこそここまでの人気を得たのだと感じることができるステージングであった。これからに期待しかないグループだ。(吉田)

 

 

 

 

 欅坂46 2期生 SKY BLUE STAGE 13:00~13:45

<「欅坂」を継ぐ者達の覚悟とは>

朝1から入場規制がかかるほどの人出。この人数が未だ加入1年少々のメンバー目当てに集まるとは。欅坂の未来を担う2期生への期待の高さを窺い知ることができる。

13:00丁度、overtureがかかり開幕を知らせる。一曲目は「サイレントマジョリティー」。センター・森田を筆頭に表現力を爆発させる。この曲が持つ普遍的な力には毎回圧倒させられる。「Student Dance」、「Nobody」ではキレキレのダンスを披露。狭いフロアはあっという間に欅坂2期生に掌握されたようだ。「もう森へ帰ろうか?」、「僕たちの戦争」では先輩たちの魂を継いでいることを証明した。続く「バスルームトラベル」、最後の曲「手を繋いで帰ろうか」では等身大の少女らしいパフォーマンスを披露。

短いステージながらも、曲によってコロコロ変わる表情、ダンスに魅了された。(三浦)

 

 

乃木坂46 アンダーメンバー+乃木團 GREEN STAGE 14:15~15:30

<乃木坂を支える最強戦力が舞う!>

乃木坂アンダーは単独ライブを何回もこなしてきた。毎回趣旨を変えながらのライブなので、今回はどのようなパフォーマンスをするのか楽しみだった。overtureが終わると近年のライブ鉄板曲「自惚れビーチ」が放たれる。「アンダー」と冠しながらも楽しさに溢れたスタートを飾る。

続く「あの日、僕は咄嗟に嘘をついた」、「狼に口笛を」、「生まれたままで」、「ブランコ」と過去のアンダー曲が連なる。2期生の渡辺みり愛寺田蘭世、3期生の伊藤理々杏と、本来のセンターではないメンバーがセンターを務めた。幾度となくアンダーメンバーは変化してきたが、どのメンバーでも変わらず曲を真っ直ぐに伝え続けている姿は今日も健在。

最新の2期生曲「アナスターシャ」では卒業を発表した佐々木琴子をセンターに据え可憐に舞う。次に披露された曲は「僕が行かなきゃ誰が行くんだ?」。アンダー曲でもないカップリング曲だがイントロが流れた瞬間にコールが揃う。こういった風景は乃木坂のライブでは当たり前だが、ファンの熟練度には毎回驚かされる。

そして後ろの黒幕が開くと楽器が。齋藤飛鳥生田絵梨花中田花奈、そして7th Birthday Liveにおいても参加した氣志團の二人が登場。「失恋したら、顔を洗え!」、「月の大きさ」ではさながらロックフェスティバルの雰囲気へ。

最後は樋口日奈をセンターに「シークレットグラフィティー」。フロントを飾るメンバーは変わったが、曲の強度や観客の盛り上がりは変わらない。「リンダ!」「wow wow」と観客全体が一つとなり70分のステージは大盛況のまま幕を閉じた。

「乃木坂」を背負って最高のパフォーマンスを磨き上げてきた「アンダー」の実力をひしひしと感じた。(杉山)

 

 

special talk session PURPLE STAGE 15:00~16:00

もしかしたらファンが一番楽しみにしていた企画かもしれない。バナナマン、オードリー、土田晃之、ハライチ澤部によるトーク企画。進行のグランジ遠山、はんにゃ金田もかなり緊張している様子。前半はバラエティでの裏話、後半はファンからの質問コーナー。さながら深夜ラジオのような一時間だった。

 

乃木坂46 4期生 SKY BLUE STAGE 16:00~16:45

<乃木坂に射した眩しすぎる光>

入場規制のかかったSKY BLUE STAGE。乃木坂の新たな世代を見届けようとしたファンたちがフロアを埋め尽くしている。overtureが流れても聞こえないほどの大きな「オイ!オイ!」コールに迎えられ、賀喜遥香をセンターに一曲目「I see...」からステージはスタート。近年の曲の中でも人気のある曲なだけに観客の興奮はいきなりピークに。

最も印象的だったのは続く「夜明けまで強がらなくてもいい」、「4番目の光」でセンターを務めた遠藤さくらだ。選抜、そしてセンターを務めあげた彼女の眼には激動の期間を乗り越えた自信が光っていた。

「せかっちなかたつむり」でそれぞれのスキルを見せつけたあと、MCへ。すると聞き覚えのある声が。「みなさ~ん、盛り上がってますか?」少し訛のあるかわいらしい声。大園桃子の声に会場は大盛り上がり。そして4期生と共に披露された「3番目の風」では波打つペンライトが相当の熱狂を表していた。

「走れ!Bicycle!」では超王道アイドルとしてのパフォーマンスを披露。最後の「キスの手裏剣」まで観客の盛り上がりが絶えることはなかった。

乃木坂という最強アイドルに加入した不安、プレッシャーは相当なものではなかっただろう。しかしバラエティ、パフォーマンスを通してまじまじと成長を見せつけてきた。今では誰もが認める次世代の乃木坂を担うメンバー達だし、今日のパフォーマンスでもバトンは確かに繋がっていることがわかった。(猪野)

 

 

欅坂46 PURPLE STAGE  16:30~18:00

<アイドルを超えたその先に>

今ではアイドルという括りをも超え、パフォーマンスグループとして日本中にファンを増やした欅坂46。もちろんPURPLE STAGEには人の隙間もないほど観客が集まっている。時間が近づくにつれて広がる緊張感。

16:30、overtureが鳴り響く。欅坂のovertureはなんだろう。拳を高くつき上げたくなる。ファンの臨戦態勢は十分だ。「ガラスを割れ!」からメンバー、観客が一体となりボルテージを急上昇させる。大画面に映った平手の眼が会場をうち抜く。「大人は信じてくれない」、ダンストラック、「語るなら未来を」、と欅坂の真骨頂である観客に直接魂をぶつけるステージが繰り広げられる。

そして続いて披露されたのは「二人セゾン」、「世界には愛しかない」、「風に吹かれても」。どの曲もメンバーが乗り越えた壁があったし、ファンそれぞれに思い出がある。観客とパフォーマーが気持ちをぶつけ合う光景はアイドルとしてのライブを超えたものである。

MCでは「なだまだこんなもんじゃないですよ~」と観客をあおる。続いて始まったのは「波打ち際を走らないか」。フェスの解放感によく合う。「夕陽1/3」、「青空が違う」、「太陽は見上げる人を選ばない」とミッドテンポの曲ではペンライトが美しく揺れる。変化し続けている欅坂にあって、変わらずに曲を届けてくれることはむしろ感謝の気持ちさえ生まれる。

MCを挟み流れるイントロは「エキセントリック」。アイドルという既成概念を粉々に打ち砕き、「欅坂」として表現する姿には圧倒されるばかりだ。「アンビバレント」が始まるとメンバーも観客もヒートアップが止まらない。このモードに入った欅坂を誰も止めることはできない。

そして最後の曲は幾度となくフェスで披露された「危なっかしい計画」。小林の煽りに乗じてタオルの回転も加速する。広い会場でメンバーも観客もみな楽しそうにしていたのが印象的だった。〆は「W-KEYAKIZAKAの詩」。この場で聞くことに意味があると感じた。

一度見たら目を離せなくなる圧倒的な人を惹きつける力は欅坂にしかないものだ。欅坂はどこまで行ってしまうのか。(彦山)

 

 

 けやき坂46 GREEN STAGE 17:15~18:30 

<奇跡の夜を見た!>

タイムテーブルの「けやき坂」の文字を見て誰もが驚愕したことだろう。日向坂46に継がれたその名は二度と見れないと思われていた。時間が近づくと誰もが本当に現実か、と思い始めるのがよくわかる。

17:15、待ち望んだ瞬間がやってきた。overtureに次いで「期待していない自分」からスタート。佐々木美玲のスタイルの良さが光に照らされたスモークに映える。もう二度とみれない、「けやき坂」としての曲。メンバーの気持ちの入りようが違う。

「おいで夏の境界線」、「ハッピーオーラ」では風が吹いたような爽やかさに包まれる。センターを務め、けやき坂を牽引してきた加藤史帆も感慨深そうだ。

小坂ら2期生が舞う「半分の記憶」の次に披露されたのは「沈黙した恋人よ」。決して美しいだけの道ではなかっただろうし、苦汁を飲んだこともあっただろう。それでも腐らず少ないチャンスをものにし続けた1期生にしかできないパフォーマンスを見せてくれた。

続いて流れたイントロは「制服のマネキン」。かつて一度武道館で披露している曲だ。小坂を筆頭に若いメンバーが世界を睨みつけながら踊る姿は、本家に勝るとも劣らない迫力を見せてくれた。

MCで「今日はみなさんにスペシャルな仲間を連れてきました!こっちきて~長濱ねるちゃん!!」と佐々木久美が言うと観客はこれ以上ないどよめきが。スモークの後ろから見えるシルエットは紛れもなく長濱ねるだ。坂道シリーズを繋ぐ架け橋である彼女のこの場での一夜限りの復活は必然かもしれない。

長濱をセンターに「ひらがなで恋したい」を披露。長濱ねるのかわいらしさとこの曲の親和性は抜群だ。「NO WAR in the future」では一面のシンガロングが巻き起こる。

続くライブ定番の「誰よりも高く跳べ!」では観客皆勝手に体が大きく動いてしまうようだ。共和国、武道館などで会場を沸かせたことが記憶に残っているようにこの場面も忘れられないものになるだろう。

「次で最後です。いろいろ思い出すと少し泣きそうです。次は日向坂で会いましょう!本当にありがとうございました!」と佐々木久美の言葉に会場も大歓声で応える。彼女の言葉には人を動かす何かがある。

最後は誰もが大切にしている「約束の卵」。「夢見る彼の地」を迎える彼女たちの目に涙が浮かんでいるように見えたのは気のせいだろうか。

今、日向坂として充実したアイドル生活を送っている彼女たちだが、かつては不遇の扱いを受けた。それを経験しているからこそいまの日向坂があるのは間違いない。改めて「けやき坂」と名乗り行ったパフォーマンスにはある種のノスタルジーも感じた。一夜限りの奇跡のステージを忘れることはないだろう。(杉)

 

 

 乃木坂46 選抜メンバー PURPLE STAGE 19:00~21:00

<最強アイドルの現在地とは>

すでに6時間が経とうとしているが観客のボルテージは衰える気配はない。19:00、いつ聞いても気持ちが昂ぶるovertureが鳴り響く。地鳴りかのような叫びに迎えられ乃木坂46が登場する。

「お前ら行けんのかぁぁぁ!!」白石の絶叫とともに始まる一曲目は「ガールズルール」。水色のペンライトが浮かぶ。会場中がまいやんコールに包まれ、大熱狂の渦が起こる。間髪入れて「裸足でsummer」が披露され、様々な色のタオルが「Hey!」の掛け声とともに掲げられる様はいつ観ても圧巻である。「逃げ水」では会場中が夢の中にいるような雰囲気に。

「皆さん盛り上がってますか?」と秋元が投げかける。キャプテンも板についたようだ。「可愛い後輩には負けません♡」この平和な空気が乃木坂のライブの醍醐味かもしれない。

続く「孤独な青空」では橋本奈々未を継ぐ齋藤飛鳥がセンターに。この物語を伴った楽曲の引継ぎは乃木坂の魅力の一つだ。「空扉」では梅澤、「スカイダイビング」では生田、白石、「太陽ノック」では大園がセンターを務める。誰がセンターを担っても画になり、観客もそれに呼応する。夏を感じさせるセットリストに盛り上がりも加速する。

「あらかじめ語られるロマンス」で可愛さで魅了すると「インフルエンサー」ではかっこよさで圧倒。観客も曲ごとに歓声を増す。

続いて披露されたのは与田を始め次世代のメンバーが躍動する「キャラバンは眠らない」、齋藤飛鳥が白石と共に舞う「ありがちな恋愛」。ここ1、2年では様々なメンバーが乃木坂を離れた。しかし、それとともに未来を担うメンバーも急成長を遂げた。今日のステージも乃木坂が坂を上り続けることを確信させるものだった。

「ロマンティックイカ焼き」では花道を存分に使い観客を沸かせた。「ジコチューで行こう!」はかわいらしさを爆発させた。

MCでは白石が8年間を振り返る。「はじめはちっちゃかったけど、頑張ったらこんな素晴らしい景色が見れた」とずっと坂道を引っ張ってきた彼女が言うからこそ響く言葉が胸を打つ。

続く「シンクロニシティ」では会場とメンバーが一体となった。そして永遠に歌い続けられるであろう名曲「君の名は希望」で幸せと感動に包まれながら本編は終わるも、観客は全く帰る気配はない。

「のーぎざか!46!」のコールと共にメンバーが登場。「Sing Out!」では会場がハンドクラップ。ライブで誰もが一緒にハンドクラップしながらこの曲を聴くと心の底から幸せを感じるのは僕だけじゃないだろう。ライブ終盤の鉄板曲「ロマンスのスタート」ではステージを縦横無尽に駆け回るメンバーに呼応して無性に声を上げたくなる。

そして最後の最後で披露されたのはやはり「乃木坂の詩」。はじめはAKB48のライバルとして生まれた乃木坂。様々な苦難の中、坂を着実に上った。気づけば後輩アイドルが生まれ、誰もが知るアイドルに。メンバーが入れ替わりながらも「乃木坂」であり続ける彼女たち。「前へ進むんだ」と歌い続けるその姿は輝いていた。会場も紫に染まる。この光景は見る度に涙が出そうになる。

「皆さんほんとうにありがとうございました。乃木坂46でした!」の挨拶と共にグランドフィナーレを迎えた。

乃木坂46がステージにいる姿に「貫禄」や「王者の風格」を感じるようになったのはいつからだろう。欅坂、日向坂にはないオーラを感じるのだ。彼女たちが大きくなればなるほど乃木坂のライブは輝きを増し最高の空間へと変わっていく。様ざまなライブを見てきたが、見終わってこんなに幸せを感じるアーティストは他にいない。「乃木坂」という存在が変わり続けながら、永遠に続いてほしいと切実に思う。(盛岡)

 

 

終演の挨拶

 乃木坂、欅坂、日向坂が一堂に会することがあるなんて誰が想像したでしょうか。彼女たちがこれからも坂を駆け上がっていくことを願います。

 

(セットリスト、タイムテーブル、グッズなどパソコンの前で考えている時間は本当に幸せでした。ライブ行きたい。コロナ収まれ!!)