東京の端より愛をこめて

東京の端より愛をこめて

WITH LOVE FROM THE EDGE OF TOKYO

最近僕の中でキてる音楽たち【2020年4月終わり編】

Spotifyが永遠に音楽を薦めてくれるので時間があっという間な最近です。

あの時あんな音楽聞いてたなぁと思いだすための備忘録として残します。

 

Tempalay

やっとアルバムを通してじっくり聞けた。曲の展開や、鳴っている音は圧倒的に頭おかしい類の音楽。ロックとかヒップホップ、邦楽とか洋楽とかそういう括りから解き放たれている。とはいえ大衆向けじゃなかったり、あえて売れない方向の音楽をやっている、というわけではないと思う。聞いててめちゃくちゃ気持ちいし、メロディーや歌詞も耳に脳に纏わりついてくる。ライブ映像見る限りだとかなり肉体的なグルーブに包まれているようなので、早くライブみたいなぁ。

メンバーそれぞれがソロプロジェクトを主宰しているのも魅力。とくにドラムのJohn Natsuki氏の「かくれんぼ」を鬼リピ中。

 

the engy

関西のバンド。mabanuaによるremixが配信されており、それをきっかけに知った。

ニルバリッチ、サッチモスの流れに位置しているバンドなのかな、という印象。歌詞がめちゃくちゃ英語っぽい日本語なのでいい意味で軽く聞ける。とにかく聞いてて気持ちが良い系の音楽なので、青空の下で観たいです。

 

South Penguin

東京のバンド。最近のかっこいいバンドの方々は音源にいろんな楽器を入れることに躊躇がないらしい。このバンドも不思議パーカッションが随所に散りばめられていて聴いていて楽しい。ギターの湿っぽい感じが、ストーンローゼスを筆頭とするマッドチェスターの雰囲気を出している。「air」では韻シストさながらの人力ヒップホップをかましていて本当にかっこいい。

 

TENDOUJI

こいつらマジで好きなんです。こんなに気持ちよく楽器を鳴らしてくれると、こっちまで楽しくなってくる。彼らの音楽はコーラスが効果的だと思っていまして、聞きながらコーラス歌っちゃいます。新曲も3分以内のポップパンク、パワーポップで好きになる以外ないです。ビジュアルもかっこいい、というかやっている音楽のイメージぴったりのビジュアルで個人的にグッとくるポイントです。

 

 NOT WONK

 「TEENAGEPUNKLOVER」と銘打っているバンド。近年秋山黄色、君島大空などギターを弾きながらポップ最前線に躍り出るギーターヒーローがいる。それはギター好きとして嬉しい。それでも僕はバンドで戦っている奴らが好きなのだ。そんな中で出会ったのがNOT WONK。「最近のバンドはいろんな楽器使ってて聞いてて良い感じ」と言ったが、彼らに関しては真逆。とにかく三人が一体となって楽器を鳴らし曲になってる。時代の潮流を俯瞰から見て、ひたすらかっこいい音楽を鳴らす。70's、90'sでも、今から10年後でも同じように鳴り響くバンドだと思う。ギターロックの希望。

 

日本のロック、全然死んでない。僕の知らないかっこいいバンドはいくらでもいるんだろうなぁ。飽きさせないぜ。